井ノ口 馨 (イノクチ カオル)

INOKUCHI Kaoru

写真a

職名

教授

研究分野・キーワード

記憶形成機構

ホームページ

http://www.med.u-toyama.ac.jp/bmb/index-j.html

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 1984年03月 -  農学博士  名古屋大学

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2012年03月
    -
    継続中

    富山大学   大学院医学薬学研究部   先端生命医療学域   分子病態医学系   教授  

  • 2009年07月
    -
    継続中

    富山大学   医学部   医学科   教授  

専門分野(科研費分類) 【 表示 / 非表示

  • 神経生理学・神経科学一般

 

研究概要 【 表示 / 非表示

  • 脳科学の究極の目標は人間の精神の営みを理解することです.私たちの精神の営みのベースには知識があります.思考のベースには過去に獲得した知識があり,それを照合しながら新しい事柄を考えていきます.創造性も過去の知識がベースになっています.もし記憶することができずに知識を形成することができなければ,精神的な営みもできません.そういう意味で,[記憶]は人間の精神の営みの一番ベースにあるのです.進行中の研究プロジェクトは,次の3つです.
    1.記憶アップデートの分子・細胞メカニズム
    2.細胞集団の活動動態解析と回路モデルに基づいた記憶統合プロセスの解明
    3.記憶再固定化システムをモデルとした記憶ダイナミクスの理解

論文 【 表示 / 非表示

  • Activity-dependent localization in spines of the F-actin capping protein CapZ screened in a rat model of dementia. Genes Cells, 15: 737-747, 2010.

    Kitanishi T., Sakai J., Kojima S., Saitoh Y., Inokuchi K., Fukaya M., Watanabe M., Matsuki N., and Yamada MK.

    Genes Cells,   15   737 - 747   2010年04月

    共著

  • Activin plays a key role in the maintenance of long-term memory and late-LTP. Learning and Memory, 17: 176-185, 2010.

    Ageta H., Ikegami S., Miura M., Masuda M., Migishima R., Hino T., Takashima N., Murayama A., Sugino H., Setou M., Kida S., Yokoyama M., Hasegawa Y., Tsuchida K., Aosaki T., and Inokuchi K.

    Learning and Memory   17   176 - 185   2010年04月

    共著

  • Evaluation of Pax6 mutant rat as a model for autism. PloS One, 5: e15500, 2010.

    Umeda T., Takashima N., Nakagawa R., Maekawa M., Ikegami S., Yoshikawa T., Kobayashi K., Okanoya K., Inokuchi K., and Osumi N.

    PloS One   5 ( 15500 )   2010年04月

    共著

  • Requirement of the immediate early gene vesl-1S/homer-1a for fear memory formation.

    Inoue N., Nakao H., Migishima R., Hino T., Matsui M., Hayashi F., Nakao K. , Manabe T., Aiba A., and Inokuchi K

    Mol. Brain   2   7 - 7   2009年04月

    共著

  • Arachidonic acid drives postnatal neurogenesis and elicits a beneficial effect on prepulse inhibition, a biological trait of psychiatric illnesses.

    Maekawa M., Takashima N., Matsumata M., Ikegami S., Kontani M., Hara Y., Kawashima H., Owada Y., Kiso Y., Yoshikawa T., Inokuchi K., and Osumi N.

    PLoS ONE   4   5085   2009年04月

    共著

全件表示 >>

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • げっ歯類の記憶再固定化システムをモデルとした記憶ダイナミズムの共通原理の理解

    新学術領域研究

    研究期間:  2013年04月  -  2018年03月 

     記憶は脳内に固定化され蓄えられたあとも、脆弱化・再固定化・連合・減弱・転送などダイナミックなプロセスを経て質的に変化する。記憶は想起に伴い脆弱化するが、その後、再固定化のプロセスを経て再び安定した記憶になる。本研究では記憶の動的変化の根本に横たわる記憶エングラム(記憶痕跡)のダイナミズムを解析する。具体的には、想起に伴う脆弱化・再固定化を記憶ダイナミズムの代表例として取り上げ、再固定化の阻害による記憶の破壊が、記憶エングラムの消失によるものなのか、あるいはエングラムは残存しているが想起できなくなったためなのかを、遺伝子操作イメージングと光遺伝学を組み合わせたセルアセンブリを自在に操る技術を用いて明らかにする。同時に、脆弱化・再固定化のメカニズムをin vivo LTP再固定化系とオートファジー制御系を用いて解析し、記憶エングラムの動態の背景にある細胞・分子レベルのメカニズムをあぶり出す。

  • 記憶アップデートの分子・細胞メカニズム

    基盤研究(S)

    研究期間:  2011年04月  -  2016年03月 

    本研究ではげっ歯類をモデル動物として取り上げ、記憶の「アップデート(書き換え)機構」を3つのタイムスパン、【1】秒~分~時間の間隔で入ってくる2つの情報の間の連合による書き換え、【2】日~月の間隔で入ってくる情報間の干渉による書き換え、【3】週~月単位で起こる書き換え、に分けて分子・細胞メカニズムを解析し、それぞれに共通する原理を明らかにし、その全体像の解明を目指す。【1】ではパブロフ型の記憶の連合と「シナプスタグ機構」による記憶の連合、【2】では想起に伴う記憶の不安定化・再固定化による記憶アップデート、【3】では神経新生による遠隔記憶の制御、をそれぞれ取り上げる。

 

担当授業科目(学内) 【 表示 / 非表示

  • 2017年10月
    -
    2018年03月

    脳科学特論  (2017年度)  専任

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    認知・情動脳科学特別研究  (2017年度)  専任

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    認知・情動脳科学特別演習  (2017年度)  専任

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    医科学特別研究  (2017年度)  専任

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    医科学演習  (2017年度)  専任

全件表示 >>